「環境技術」2012年3月号 記事情報

掲載年 2012
巻(Vol.) 41
号(No.) 3
130 - 137
記事種類 研究論文
記事タイトル 低炭素社会に向けた地域連携による食料・エネルギー自給構造分析−北海道の第一次産業バイオマスによるポテンシャル評価−
著 者 佐藤寿樹、辻 宣行、田中教幸、大崎 満
第1著者ヨミ SATO
第1著者所属 北海道大学サステイナビリティ学教育研究センター
要 旨  低炭素社会に向けた地域連携による食料・エネルギー自給構造を定量的に分析した.北海道を対象とし,バイオマスを基盤として,各振興局における食料・バイオマスによるエネルギー生産,CO2削減ポテンシャルと2030年の人口から導いた食料・エネルギー消費,CO2排出を評価した.そして,各振興局のそれら需給関係から連携構造の特徴を整理するとともに,北海道の自給ポテンシャルを推計し,低炭素社会に向けた食料・エネルギー自給構造を考察した.
 その結果,都市と農村などの地域が連携し,物質,エネルギーに関する補完関係を築くことにより,北海道は食料(飼料,肥料を含む),エネルギーに関する自給ポテンシャルを十分に有することが示された.そして,次の点が北海道の自給構造確立のために重要であると結論付けた.(1)農村地域のバイオマス循環・徹底利用システムの構築 (2)都市−農村連携による有機物・エネルギー補完と生態系サービス補償システム.
キーワード:地域連携,バイオマス,食料,エネルギー,CO2
特集タイトル 研究論文特集
特集のねらい