「環境技術」2017年11月号 記事情報

掲載年 2017
巻(Vol.) 46
号(No.) 11
588 - 595
記事種類 特集
記事タイトル 花壇型人工湿地による学生食堂排水の処理
著 者 中野和典、大附遼太郎、中村和徳、橋本 純
第1著者ヨミ NAKANO
第1著者所属 日本大学
要 旨 1.はじめに
 筆者らが属している日本大学工学部では,LOHAS(Lifestyles of Health and Sustainability:健康で持続可能な生活スタイル)を可能にするための技術を開拓・追及するための学問として「ロハスの工学」を定義し,水とエネルギーを自給する家である「ロハスの家」の研究を推進している1―3).水とエネルギーという2大ライフラインに依存しない「ロハスの家」は,ライフラインを寸断する災害や,ライフラインサービスの維持管理が危惧される過疎化に影響されないレジリエントで持続可能な家である.
 「ロハスの家」の水源は,屋根集水してタンクに貯留した雨水である.屋根集水だけでは不足する生活用水は,生活排水を浄化した再生水によって補う.そのために必要な水再生システムは,エネルギーの自給に負担とならない省エネルギーな汚水浄化法であり,活性汚泥法などの従来技術と比して特に省エネルギー性においてアドバンテージがある人工湿地法が採用されることになった.そのような経緯で,「ロハスの家」の水再生システムとして,本稿で紹介する花壇型人工湿地が日本大学工学部キャンパスに設置された1,3)
キーワード:花壇,人工湿地,エネルギー対効果,ロハス,汚水処理
特集タイトル 人工湿地による水環境保全
特集のねらい