「環境技術」2018年5号 記事情報

掲載年 2018
巻(Vol.) 48
号(No.) 5
255 - 259
記事種類 特集
記事タイトル 太陽光エネルギーの多様な利用―二酸化炭素再資源化と海水淡水化―
Diverse Uses of Solar Energy; CO2 Recycling and Seawater Desalination
著 者 藤原正浩
第1著者ヨミ FUJIWARA
第1著者所属 国立研究開発法人産業技術総合研究所
要 旨 1.はじめに化石資源をエネルギー源とした二酸化炭素(CO2)の大量排出とそれに伴う地球温暖化は,現代社会に必要なエネルギーの供給法の問題である.化石資源・化石燃料は,太古の昔に大気中にあった二酸化炭素を微生物や動植物が太陽光エネルギーを利用して固定したものであり,何万年以上もの間地球に降り注いだ太陽光エネルギーの塊ということができる.何万年以上もかけてため込んだこのエネルギーを,人類は数百年で使い切ってしまうという贅沢をしているのであり,地球温暖化はその必然的帰結と言える.これからのあるべき社会は,化石資源を用いず,太陽光エネルギー等の再生可能エネルギーで支えられなくてはならない.本稿では,筆者の研究の中で,太陽光エネルギーと関係する二つの研究,二酸化炭素の再資源化と太陽光利用海水淡水化に関する内容を紹介する.本拙稿により,筆者の思いを少しでも感じ取っていただければ,嬉しいばかりである.
キーワード:地球温暖化,化石資源,太陽光エネルギー,二酸化炭素再資源化,海水淡水化
特集タイトル 21世紀末を見据えたエネルギーのありかた
特集のねらい