「環境技術」2018年6号 記事情報

掲載年 2018
巻(Vol.) 48
号(No.) 6
296 - 301
記事種類 特集
記事タイトル 人工衛星リモートセンシングによる最新の環境測定技術と展望
The Latest Environmental Measurement Technology and Prospect by Satellite Remote Sensing
著 者 作野裕司
第1著者ヨミ SAKUNO
第1著者所属 広島大学大学院
要 旨 1.はじめに
 「リモートセンシング」という学問をご存知の方はどれくらいいるだろう.一方,リモートセンシングという言葉は知らなくとも,「気象衛星ひまわり」とかインターネットの衛星地図である「グーグル・アース(Google Earth)」などは知っているという人は少なくないだろう.それほど,リモートセンシングは今や我々の身近になくてはならないツールとなりつつある.そもそも「リモートセンシング」とは,英語の「Remote Sensing(RS)」に由来し,日本語で言えば「非接触で計測する」という意味である.したがって,人工衛星で取得した情報ではなく,図1に示すような様々な高さから,様々なプラットフォーム(センサを載せる飛行体)で観測するのは,すべてRSといえる.この図の中でも,最近注目をあびることの多い「ドローン」は,最先端技術を象徴するような機器となっている.衛星と異なり,雲の下から撮影できることから,近年環境計測にも積極的に使われている.
 本特集では,赤潮,湿地林へのRS 応用,衛星やドローンのシステムなどの詳細な応用例やセンサを載せる飛行体は他の専門家が紹介されているので,本論では,衛星RS から得られる基本的な環境測定技術の説明と将来展望について,筆者が実際に行った研究事例も含めて紹介する
キーワード:衛星,電磁波,植生,藻場,PM2.5
特集タイトル 宇宙の眼と鳥の眼による環境測定技術
―人工衛星からドローンまで―
特集のねらい