「環境技術」2018年6号 記事情報

掲載年 2018
巻(Vol.) 48
号(No.) 6
322 - 326
記事種類 トピックス
記事タイトル 欧州発のスマートな健康まちづくりの展開
Collaborative Smart Health Promotion by Local Community Stakeholders Emerging in EU
著 者 盛岡 通
第1著者ヨミ MORIOKA
第1著者所属 関西大学
要 旨 1.はじめに
 健やかなカラダと健やかなまちをつくることは多世代が取り組む共創のテーマである.健康まちづくりは健やかな生活の質を共に創っていく行動であるだけに,持続可能な社会を形成する広範囲のまちづくりと重なりが広い.
 スマートシティは世界的に競い取り組まれた政策であるが,欧州では最新のICT をまちづくりに活用し,社会課題に広く取り組む姿勢を現在も持ち施策を展開している.市民と事業者,行政が協力して健康づくりを進める際にも,保健福祉等の枠に留まらない部局横断の方式で共創の舞台(リビングラボ)で地域関心を束ねて取り組んでいる.
 日本国内でも,低炭素,自然共生,循環社会形成の三つの社会像の統合を掲げてきた環境政策も,地域社会の継続力(高齢化や地場産業力の低迷への応答)に本格的に向き合う必要がますます高まっている.所管ごとの縦割りで環境を分断するのを超えようとするとき,多様な価値を認めつつ欧州としてのまとまりを目指す欧州連合(EU)のスマートな都市づくりの動向に注目すべきである.
キーワード:健康増進,リビングラボ,健康長寿,社会イノベーション,スマートシティ
特集タイトル
特集のねらい