里山学研究センター第1回研究会
   【イネの多様性と地域活性化ー有色米・香り米・景観用稲・健康機能性米】
  
【日時】 2021年7月30日(金) 17:00~19:00
【発表者】 猪谷 富雄先生 (県立広島大学名誉教授・里山学研究センター研究フェロー)
【場所】 Zoomによるオンライン開催 (要・事前申込 7月29日午後4時まで)

【概要】日本の稲品種は、「コシヒカリ」が水田面積の3分の1、さらに「コシヒカリ」
を片親として育成された「ひとめぼれ」「ヒノヒカリ」「あきたこまち」などが3分の1
を占め、似たお米ばかりです。
本報告では、「変わりものの品種たち」、すなわち、赤米・黒米・緑米などの有色米、世界中の古い稲作国には必ずある香り米、田んぼアートに用いられる景観用稲、易消化性のタンパク質含量が低い低グルテリン米、血圧降下や精神安定作用をもつギャバを生成する巨大胚芽米、食後の血糖値上昇が緩やかな高アミロース米、そしてそれらを利用した地域活性化の例を紹介します。
飼料米も、75%を輸入に頼っている家畜飼料の自給率を向上させるイネです。日本の水田が、これ以上荒廃することなく、美しい水田風景が守られ、環境保全や将来の食糧確保に役立つことは喫緊の課題です。イネの幅広い活用を願っています。

【申込方法】 以下のアドレスに、件名を「参加申し込み」として、本文に
  ①氏名②所属  ②返信用のメールアドレスを記入してお送りください。
      後ほどZoomのリンクをメールでお送りいたします。
【申込先】 satoyamagaku@ad.ryukoku.ac.jp<mailto:satoyamagaku@ad.ryukoku.ac.jp

(里山学研究センター事務局 中平)
  nakadaira@ad.ryukoku.ac.jp;
皆さまのご参加をお待ちしております。

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