「環境技術」2018年2月号 記事情報

掲載年 2018
巻(Vol.) 47
号(No.) 2
90 - 97
記事種類 論説
記事タイトル 琵琶湖の環境基準(COD)はなぜ達成できないか
著 者 梶野勝司
第1著者ヨミ KAJINO
第1著者所属 元大阪市水道局
要 旨 1.はじめに
 滋賀県をはじめ国土交通省や多くの研究者が琵琶湖の環境改善と保全のため,これまで多くの努力をしてきた.琵琶湖の水環境を守るための市民による地域の環境保全活動は,現在でも多種多様に展開されており,滋賀県の下水道普及率は,2015年度末88.8%にまで整備されている.しかし,琵琶湖のCOD は減少に転じることなく微増の傾向にあり,環境基準の達成にはほど遠いことから関係者はその対応に苦慮している.日本一と言われる琵琶湖の貯水量の多さ,環境基準項目の意義と基準値の設定に着目してこの問題を考察する.(注:環境基準項目名は化学的酸素要求量(COD)であるが,ここでいうCOD はJIS K 0102―20161),100℃における過マンガン酸カリウムによる酸素消費量(CODMn)とする)
キーワード:琵琶湖,環境基準,COD,難分解性有機物,塩化物イオン
特集タイトル
特集のねらい