「環境技術」2019年5号 記事情報

掲載年 2019
巻(Vol.) 48
号(No.) 5
270 - 277
記事種類 研究論文
記事タイトル 間接熱脱着法による土壌中ペルフルオロ化合物の除去特性
著 者 谷口省吾、内山善基、橋口亜由未、尾崎博明
第1著者ヨミ TANIGUCHI
第1著者所属 大阪産業大学
要 旨  間接熱脱着法とは,難分解性有機化合物によって汚染された土壌を間接的に加熱することで,汚染物質 を気化もしくは分解して土壌を浄化する技術の1つである.
本研究では,ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS),ペルフルオロオクタン酸(PFOA),ペルフル オロノナン酸(PFNA)の3種類の化合物を土壌に添加して有機フッ素化合物(PFCs)による模擬汚染土 壌を作成して試料とした.作成した模擬汚染土壌を用いて間接熱脱着法によるPFCs分解除去実験を行っ た.電気炉内で試料を間接的に加熱してPFCsの分解除去実験を行い,土壌からのPFCs除去に有効な加熱 温度を明らかにした.また,加熱によって発生したガス成分に移行した対象物質や分解生成物の測定を行 い,除去特性についても検討を行った.その結果,PFOS,PFOA,PFNAは400℃以上の加熱温度で除去 できることを明らかにした.また,加熱によって発生したガスからは添加した化合物は検出されず,PFCs は土壌から分解・除去されたと推測された.
キーワード:間接熱脱着法,ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS),総フッ素分析,土壌
特集タイトル
特集のねらい