「環境技術」2020年3号 記事情報

掲載年 2020
巻(Vol.) 49
号(No.) 3
133 - 137
記事種類 特集
記事タイトル 地域に根ざした再生可能エネルギー事業による環境保全の可能性
著 者 山下英俊
第1著者ヨミ YAMASHITA
第1著者所属 一橋大学大学院
要 旨 1.はじめに
 太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーの導入拡大は,脱原発・脱化石燃料による持続可能な社会の構築のため不可欠である.2012年の固定価格買取制度の本格導入以降,太陽光発電を中心に導入が進んだ.一方,急激な導入の副作用として,各地でトラブルが発生している.
 本稿では,2.で筆者らが調査した全国のトラブルの状況を概観し,3.で大規模な林地開発をともない悪影響が懸念されているメガソーラー問題の事例を検討する.4.では,3.の事例の歴史的背景を分析し,解決のために「二つの社会化」が必要であることを論じる.5.では,「二つの社会化」において,地域に根ざした再生可能エネルギー事業(地域再エネ事業)が重要な役割を果たすことを論じ,6.で地域再エネ事業の現状と課題をまとめ,同事業を普及するための道筋を示す
キーワード:メガソーラー,住民トラブル,地域再エネ事業,環境保全
特集タイトル メガソーラーの山林・山間への設置と自然保護
特集のねらい