掲載年 |
2020 |
巻(Vol.) |
49
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号(No.) |
4
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頁 |
219 - 224 |
記事種類 |
総説
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記事タイトル |
里山の大気質・熱環境の実態―滋賀県瀬田丘陵での観測結果― |
著 者 |
市川陽一 |
第1著者ヨミ |
ICHIKAWA |
第1著者所属 |
龍谷大学 |
要 旨 |
グリーンインフラの機能として,森林や里山による大気浄化や熱環境の改善が期待されている.本報告では里山の大気質,熱環境の実態を,滋賀県大津市郊外の瀬田丘陵や「龍谷の森」の事例に焦点を絞って研究成果をまとめた.瀬田丘陵のPM2.5濃度は滋賀県全体の中で広域的に変動するが成分割合は市街地とは異なること,「龍谷の森」の中では,大気汚染物質濃度の減少が見られ,O3のシンクになっていること,暑さ指数が低い地点が見られ,里山は熱環境の改善に寄与しうることが示された. キーワード:里山,瀬田丘陵,龍谷の森,大気環境,熱環境 |
特集タイトル |
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特集のねらい |
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