掲載年 |
2021 |
巻(Vol.) |
50
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号(No.) |
1
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頁 |
11 - 15 |
記事種類 |
特集
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記事タイトル |
大気環境行政の現状と課題―石綿飛散防止や更なる大気環境の改善に向けて― |
著 者 |
長坂雄一 |
第1著者ヨミ |
NAGASAKA |
第1著者所属 |
環境省水・大気環境局大気環境課 |
要 旨 |
1.はじめに 我が国の大気環境の現状に関して2018年度の環境基準の達成状況をみると,二酸化窒素(NO2)については一般環境大気測定局(以下「一般局」)で100%,自動車排出ガス測定局(以下「自排局」)で99.7%,浮遊粒子状物質(SPM)については一般局で99.8%,自排局で100%であり,高い水準となっている.これは,大気汚染防止法や公害防止条例等に基づくばい煙排出規制,事業者に対する立入検査や報告徴収の実施,大気環境や排出ガスの正確かつ継続的なモニタリング,「自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法(自動車NOx・PM 法)」による施策の推進などの固定発生源や移動発生源の対策に官民一体となって取り組んできた成果といえる.一方…(以下略) キーワード:石綿(アスベスト),PM2.5,光化学オキシダント,酸化エチレン,水銀 |
特集タイトル |
<2021年環境行政展望> |
特集のねらい |
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